うちなーむーくーブログZ

うちなーむーくーとは、直訳すると「沖縄婿」。結婚して沖縄に移住したおっさんの日記です。

沖縄観光に良い季節とは?

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コロナのせいで今は沖縄県外に出にくいので、ここぞとばかりに沖縄県内を観光しまくっている。こないだはビジネスホテルチェーンのMr.Kinjoが県民1泊500円っていうすごい企画をやってて、それで名護市に一泊して久しぶりに美ら海水族館に行ってきた。コロナになる前は中国人でごった返していたけど、今は基地関係のアメリカ人が多い感じ。それでも、いつもより全然人が少なくて、のんびりと観覧することができた。

 

俺は沖縄に移住して6年目くらいになるんだけど、だんだん沖縄の気候がわかってきた。今回は沖縄へ旅行する際にどの時期を選べばいいのか、そのあたりを書いていく。

 

【ベストシーズン】

これは間違いなく夏。沖縄は5月上旬くらいに梅雨入りして6月中旬から下旬あたりに梅雨明けすることが多くて、梅雨明けするとしばらくピーカンの晴天が続くことが多い。そして、内地の海と同じで8月中旬以降は海にクラゲが多くなるらしい。さらに夏から秋にかけて台風の発生頻度が増える&威力が強力になっていく。なので、7月がベストと言える。ただし、7月も台風が来るリスクはゼロではないので、これはもう運次第だ。あと当然だけど7月8月はハイシーズンなので飛行機の運賃も一年で一番高額になる。ベストシーズンに沖縄にずっといられるのが、沖縄に移住する最大のメリットとも言えるかもしれない。

 

【個人的おすすめのシーズン】

飛行機代を無視したら当然夏がベストだが、飛行機代がそこまで高くなくて、台風のリスクも低くて、ちょっと寒いけど海にも入れる季節は4月だ。もっと言うと梅雨入り直前の4月下旬くらいが移動のピークも過ぎて飛行機代も安いからいいかもしれない。ただ、この時期はそんなに晴れるイメージもなくて、この辺りからグズグズ雨が降り出して、そのまま梅雨に突入するパターンもある。なのでそのあたりは若干賭けになるが、フリーランスの人とか、お金は節約したいけどいっぱい休めるよっていう人には特におすすめ。長く滞在すれば、その分晴れる日に当たる可能性も高くなる。

 

【おすすめしないシーズン】

沖縄の冬は気温が下がるだけじゃなく、雨が続くという特徴がある。そしてその多くは2月だ。2月は毎年ほぼ毎日曇りか雨の日が続く。だから2月が一番おすすめしない。だけど、2020-2021シーズンは12月上旬から1月半ばまで雨が続いて、2月はけっこう晴れていた。そういう例外もあることは覚えておいた方がいいかもしれない。そしてこの時期は当然ながら飛行機運賃は安い。LCCなら成田から那覇まで6千円くらいで飛べる。

 

ということで、まとめるとこんな感じ。

・お金がある人は7月

・そうじゃない人は4月

・とにかく安く済ませたい人は2月

 

あとあまりいないと思うけど、台風を体験したことないからあえて台風の多い季節に沖縄に来たいという場合は9月〜10月がおすすめ。実は俺も台風未経験だったので、最初に台風直撃を体験した時はテンションが上がって、無駄に外に出て「斜めになっても倒れなーい」とかやった。(不謹慎ですいません)

沖縄に移住して良かったこと、悪かったこと

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内地(沖縄以外)から沖縄に移住したいと考える人は多い。実際僕も内地に住んでいたときは、漠然と沖縄に住んだら暖かくて雪も降らなくて楽しそうだなあと思っていた。そして、実際に移住してみたら確かに暖かいし、楽しいことも多かった。でも、逆に楽しくないことも同じくらい多かったような気がする。僕はたまたま沖縄の人と結婚して移住したから沖縄に定着したけど、そうじゃなく単身で移住していたら多分嫌になって地元に帰ったんじゃないかという気さえする。

そんなんで、今回は沖縄に移住して良かったこと、悪かったこと、を書いていく。

 

【良かったこと】

温暖な気候

とにかくこれ。特に僕の場合は寒がりなのと雪国(山形県)から移住したので、冬でもせいぜい下がっても10度くらい、なのと、雪かきをしなくていいというのが最高のメリット。

 

意外と都会

これも山形県という田舎に住んでいたことが大きいのだが、沖縄は意外と都会で暮らすのに便利。那覇市は東北に置き換えると仙台市くらいの都会感。あと観光地なのでカフェやバルスタンドなど、イケてる飲食店が多いから食べ歩くのも楽しい。

 

海がきれい

晴れの日は海沿いを走るだけでバカンス気分を味わえる。

 

音楽が身近にある

僕が住んでいる沖縄市は音楽の町。無料でライヴを聴けるライヴハウスがいくつもあって、ライヴをする方も無料で出演させてもらえたりするから、コロナになる前は内地のバンドがライヴツアーにくるとかよくあった。ライヴハウスの経営がどうやって成り立っているのか謎だけど、お客が多いから飲食代だけでやっていけるのかもしれない。

 

観光地が楽しい

沖縄は狭いので、各地の観光地にイケてるスポットに車ですぐ行けるのが楽しい。北谷町アメリカンヴィレッジとか、気分はもうカリフォルニア。

 

【悪かったこと】

給料が安い

とにかくこれ。薬剤師とかSEとか、専門職はまだましだと思うけど、そうじゃない人はなかなかしんどい思いをすることになる。ちなみに僕は35歳の時に移住して、年収600万くらいから一気に半分の300万くらいまで減った。妻の収入があったからまだよかったけど、単身で移住する気にはならなかったと思う。

 

意外と物価は高い

基本的に物価は内地と同じか逆に高い。特に野菜は内地からの輸送費がプラスされるので、沖縄の方が高くなる傾向がある。ただし、うるま市与勝半島など特殊な地区は床屋とか食堂とかが異様に安かったりする例外はある。

 

友達がいない

当たり前だけど、移住したら知らない土地でイチから関係を作っていかないといけないので、人見知りな人とかおっさんとかは結構シンドイかもしれない。沖縄の人は人懐っこいけどシャイなので、基本的に相手からは話しかけてこないと思った方がいい。友達を作るには自分からグイグイ行く必要がある。

 

ヤッケーシージャ

沖縄の方言で「老害」の意味。こんなこと書くと怒られそうだけど、沖縄には「たーがシージャか(誰が年上かわかってるよな?)」という言葉もある通り、「年上は威張っていい」という悪しき風習がある。なので、無能なのに威張っている老人が多い。あまり詳しくはかけないけど、一部地域の音楽関係の人にけっこう多かった。

 

油断すると何にでもすぐにカビが生える

沖縄は熱帯なので、夏場の湿度が高い。内地の感覚でクローゼットに服をしまいっぱなしにしているとすぐにカビが生えたりする。クリーニング後のスーツにカビが生えたときは衝撃だった。夏場は多少の電気代には目を瞑り、エアコンつけっぱなしが推奨。

 

ヤンキーが多い

昭和ライクなヤンキーや暴走族がまだ生き残っている、夜の歓楽街はガチのやくざがいたりと治安が悪い、職場によってはDQNがいる、など。特に職場DQNは直接かかわってしまうと厄介。建築土木系は要注意。あと暴走族はマジでうるさい。小さい子供がやっと寝てくれたタイミングで現れると殺意がわく。

 

左翼と右翼がウザい

沖縄は左翼と右翼の代理戦争の渦中にあるので、それ系の人にかかわると面倒くさい。

 

 

やはり移住にあたって最大のネックになるのは仕事だと思う。内地だと平社員で年収300万円って普通だけど、沖縄だと管理職のレベル。平社員だと月給15万とかザラ。内地に本社がある企業や、IT系だと比較的年収は高くなる傾向にある。SEやクリエイターのようにどこでも仕事できる人が圧倒的に有利。そうじゃない場合は専門職であっても年収が下がるのは必須なので、そこを我慢できるかがどうかがポイントになってくる。

 

とりあえずこんなところかな。移住関連の記事は今後も定期的に書いていきたいと思う。

このブログについて

沖縄県沖縄市在住のすんたろです。

僕は沖縄の方(女性)と結婚して、内地(山形県)から沖縄に移住しました。子供は2人いて、上は大学生(妻の連れ後)、下は2歳。このブログでは食べ物や趣味のこと、移住者から見た沖縄のことなどをつらつらと書いていきます。